安くて便利なカプセルホテル。あのチマっとした空間が好きで記者はよく利用するのだが、ひとつだけ「どうにかならんものか……」と思っていることがある。それは、 “シャワーしかない” ところ。

いや、こういった場所で浴槽を求めるのはお門違いなのはわかっている。でも湯船に浸かりたい時だってあるじゃない!?

この度、そんな悩みをいとも簡単に解決してくれるカプホに出会ったため、みなさんにお知らせしたい。『センチュリオン キャビン&スパ』では、大浴場はもちろんサウナやフットバスまで常設されていたのだ。

・カプホだけど部屋の中にテレビがある

記者は赤坂にある女性専用の『センチュリオン キャビン&スパ』を利用したが、このほか東京に数店舗、京都や奈良にも店を構えているようだ。いずれもアクセスが良い場所にあるので、ありがたい。

チェックインをすませ、コインロッカーの鍵などを受け取りいざ部屋へと向かう。見た目は普通のカプホっぽいのだが、カーテンを開けて驚いた。部屋の中にテレビが設置されていたのだ。まるでインターネットカフェのような雰囲気ではないか。

・大浴場の壁にドーンと描かれた虎にびっくり

それはさて置き、さっそくお風呂に入るとしよう。ワクワクしながら大浴場の扉を開くと、少しびっくり。なぜなら壁に大きく虎のイラストが描かれていたからだ。お風呂の底には色の変わる証明が仕込まれており、なんだか不思議な空間。

なにはともあれ、ゆっくり湯船に浸かることができるのは大変ありがたい。お風呂に浸かったあとはサウナに入るもよし、遠赤外線のフットバスを体感するもよし。さながらスーパー銭湯にいるかのような気分を味わうことができて満足だ。

・ちょっとした出張での利用もオススメ

正直なところ風呂だけで大満足だが、そのほかのスペースも快適だ。例えば共有スペースにはフリードリンクが用意されているほか、200円でアルコールセットも入手できる。またスタッフと利用者共に国籍が豊かで、その場にいるだけで楽しい雰囲気だ。

ちょっとした出張などにの際に利用すると、仕事で疲れた体をリフレッシュさせられそうな気がする『センチュリオン キャビン&スパ』。ちなみに記者が利用した際は1泊4300円だったので、参考にしてくれよな。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 センチュリオン キャビン&スパ
住所 東京都港区赤坂4-2-4 赤坂Leeビル2F
時間 チェックインは15:00〜

イラスト・Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼大浴場だけでなくフットバスやサウナまである「センチュリオン キャビン&スパ」

▼部屋内にはテレビもある

▼コンセントほか、ちょっとした棚や鏡まであって便利

▼フリースペースでは自由にドリンクを飲めるぞ

▼有料で館内着なども貸し出してくれるので、手ぶらで行っても大丈夫

日本、〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目2−4