食品から家電まで、あらゆるものが揃う日本最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」。最近ではプライベートブランド「情熱価格」のリーズナブルな4Kテレビやアクションカメラなどが注目を集めている。

2019年4月5日、そんな「情熱価格」に今度はコーヒーメーカー『絶品珈琲』が登場。創業110年の老舗コーヒー器具ブランド「メリタ」とのコラボ商品だというから見逃せない。はたして本当に “絶品” の珈琲が味わえるのか? 普通のドリッパーで淹れたコーヒーと飲み比べてみることにした。

・価格は税抜3980円

『絶品珈琲』は税抜3980円の商品である。筆者は北海道内のドン・キホーテで購入。ちなみにメリタのロゴ入りオリジナルマグカップ(非売品)が2つ付いてきた。


・メリタ独自の機能 “バイメタル抽出” を搭載

ドン・キホーテによると、同商品はメリタ独自の機能 “バイメタル抽出” を搭載。淹れ始めから終わりまで常に90℃前後のお湯を使うため、全体としてムラが非常に少なくおいしいコーヒーが淹れられるらしい。

今回は味の違いを確かめるために、同じくメリタ製で普通のドリッパー『アロマフィルター AF-M 1×2(希望小売価格560円)』を用意して飲み比べてみることにした。

さて、2つのコーヒーの味に差は現れるのか? それではさっそく『絶品珈琲』を使ってコーヒーを淹れてみよう。


まずはフィルターをセットして、



フィルターペーパーを折ったら……



フィルターにセットしてコーヒーの粉を入れる。



最後に水槽に水を入れスイッチを入れると……



2カップ分(280ml)が約3分間で完成だ。



同時に『アロマフィルター』を使って、メリタの公式動画「メリタ式おいしいコーヒーの淹れ方 ハンドドリップ」を参考にハンドドリップでコーヒーを淹れて……いざ飲み比べスタート!

水も粉も量が同じなので当然かもしれないが、パッと見たところでは色の濃さなど大きな違いは見当たらない。続いて飲んでみると……おっ、確かに味が違う!!

“バイメタル抽出” が効いているのか『絶品珈琲』の方が明らかに苦みやエグミが少なくマイルドで飲みやすかった。さすが創業110年の老舗コーヒー器具ブランドである。

・ “バイメタル抽出” 搭載の現行品は『絶品珈琲』のみ

なお、他にも “バイメタル抽出” 搭載のモデルがあるのかをメリタに電話で問い合わせたところ、現行品ではこの『絶品珈琲』だけとのこと。お湯の落とし方や温度などを気にせず、素早く簡単に美味しいコーヒーが淹れられるという点では便利な商品といえるだろう。

ハンドドリップとは違うコーヒーの味わいが楽しめて、オリジナルマグカップ(非売品)が2つ付いて税抜3980円は、なかなかお得ではないだろうか。コーヒーメーカーを持っていない方はこの機会に要チェックである。

参考リンク:ドンキホーテ「情熱価格PLUS 絶品珈琲」、メリタ「コーヒーのおいしい淹れ方と楽しみ方」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.

▼メリタ式おいしいコーヒーの淹れ方 ハンドドリップ