2018年1月1日、新年あけましておめでとうございます! 年明けも荻田泰永(おぎたやすなが)氏は南極の雪原をひたすら歩いている。44日目の行程を終えて日本の事務局に定時連絡が入ったので、現状をお伝えしよう。

・荻田氏からの定期連絡(日本時間 12月31日)

現在地:南緯 88度36分 西経 83度07分
この日の移動距離:28.5km
標高:2726m
天候:曇り時々雪
気温:マイナス19度

・ここへ来て降雪

これまでずっと晴れの日が続いていたのに、冒険の終盤に差し掛かって天気が悪化したもよう。日中は曇り空が広がり、雪まで降る始末。新しい雪はソリの滑りを悪くするため、かなり苦戦したようだ。

・数日以内にゴールか?

とはいえ、ゴールが近づいていることもあって、荻田氏のモチベーションは下がらずに済んでいるようである。いよいよゴールが目前に迫っている。残り155km、これまでのペースから考えると5~6日のうちに到着する見込みだ。このままペースが落ちることなく、最後まで歩ききって欲しい。

協力:荻田泰永南極遠征事務局
Photo:荻田泰永, used with permission.
執筆:佐藤英典
★こちらもどうぞ → 荻田氏の「南極冒険

▼残り155km。ゴールはもうすぐだ