先日、筆者が住む大阪に台風が急接近して、午後2時過ぎに停電になってしまった。あまり関西に台風が直撃することはないのだが、今回は「かなりヤバいことになりそう」だと耳にしていたので、事前に対策を施しておいたのだ。

そこで今回は、筆者が体験した「台風直撃の前日にやっておいて良かったこと4つ」を紹介してみたいと思う。なお、以下の4つ以外にも事前にやっておいた方が良いことがあるかと思うが、あくまでも「筆者が実践して良かったと思っていること」だと留意してご確認いただければ幸いだ。

1.バスタブに熱いお湯を張っておく

筆者宅はお湯を沸かすヒーターが電動のため、停電になったらお湯が使えなくなってしまう。そこで、前日にバスタブ一杯に熱いお湯を張っておいたのだが、おかげでシャワーの時に冷水を浴びずに済んだ

今回は停電だけで水道は使えたが、水が止まった時にもバスタブにお湯があればシャワーだけでなく、トイレを流す時にも使えるし絶対に重宝するはずだ。また、鍋やバケツなどを水で満たしておいても使えるので準備しておきたい。


2.スマホとモバイルバッテリーの充電

停電になったら、当然ながらスマホやPCの充電が出来なくなる。よって事前にスマホとモバイルバッテリーをフル充電し、2台あるPCの充電も満タンにしておいた。非常時は安否確認で家族や友達からたくさんLINEが来るため、その通知だけでかなりバッテリーを食ってしまうこともあり、台風が来る前日のフル充電はマストである。


3.ベランダの荷物を撤去

風が強いと、ベランダの物干し竿や植木鉢などが飛んで行く可能性がある。それが通行人に当たって怪我でもしたら大変だし、事前に物を撤去するなり床に移動させるなりすれば後片付けも楽だ。これをやっていなかった友達は、ベランダがメチャメチャになってしまったとボヤいていた。


4.Netflixのダウンロード

「停電=ネットが使えない」という図式が成り立つため、電気がアウトになったら暇になるのは目に見えていた。よって筆者はNetflixのドラマを数話分ダウンロードしておいたのだが、その判断は間違いなかった。もちろん、iPadをフル充電しておいたことは言うまでもない。


──以上である。

それから当たり前だが、食糧や水、懐中電灯などを用意することも忘れずに。また、本サイトでは以前に「100円ショップの防災グッズで作る防災袋」も紹介しているので、参考にしてほしい。

ちなみに、筆者の住んでいる地域では幸いにも夜中に電気が復活。今回の台風で、改めてライフラインの大切さを痛感した筆者であった。

Report:Nekolas
Photo:Rocketnews24.