人馬一体(じんばいったい)。これはご存知のように、まるで騎手と馬が一心同体になったかのように巧みに乗りこなすことを指す。この言葉は馬以外に使われることもあり、車メーカー「マツダ」が製品コンセプトに掲げたように、車やバイクなどでも当てはまる。

それを聞いて「ヘェ〜!」と思う人もいるかもだが、驚くのはまだ早い。なにせ、新たな「人馬一体」が海外で誕生。なんでも、ワンコが馬を巧みに乗りこなすらしい……って、マジかよ! とても信じられない話だが、これがマジだった。

・犬馬一体

その動画が撮影されたのは、アメリカのテキサス州。ラブラドール・レトリバーと馬が人馬一体となっている姿を見ようと、どれどれっと再生してみると……ほげえぇぇ! 口に手綱を咥えたワンコが馬を操縦しているではないか。しかもしかも!

別の動画では、ワンコが咥えた手綱を引きながら移動すると、馬はトコトコその後ろをついていくからお見事! その姿は、もはや「犬馬の仲」が仲良しの例として使われてもおかしくないほど。新たなことわざが生まれてもいいくらい、ほのぼのとしたものがあるから思わずホッコリせずにはいられない。

・固い絆

ちなみにワンコは10歳とのことで、人なら50〜60歳くらいの年齢だ。彼らの間に信頼が垣間見えるのは、年齢を重ねた落ち着きなどが関係するのだろうか。いずれにしても、固い絆は間違いない。これぞ人馬一体ならぬ犬馬一体。その関係は必見である。

参照元:YouTube / Jukin Media[1][2]UPI(英語)
執筆:原田たかし