男は黙ってカツカレー。濃厚でドロッとした黒いルーが特徴のゴーゴーカレーは、どちらかといえば “野郎” が好むカレーだろう。ルーの上にカツ、さらにその上にはソースがかかっており、千切りのキャベツにマヨネーズをぶちこむ……とことん男らしいスタイルは今さら説明するまでもない。ココイチが柔ならゴーゴーカレーは剛だ。

どこか癖になる味がたまらないが、そのゴーゴーカレーが新たなステージに一歩踏み出していたのでお伝えしておかねばなるまい。そう、スーパーのパンコーナーを見回りしていると、ゴーゴーカレー監修のパン「カレーチーズ デニッシュ」が売っていたのである。これは試してみるしか選択肢がない! ゴーゴー!!

・お手頃価格の地区限定商品

と勢いのまま買ってみたはいいものの、いつから売っていたのだろうか。気になったので調べてみたところ、2019年7月1日から関東・中部・関西・四国地区限定で販売開始していた。

値段は98円と安めの設定。本家のカレーが値上げしてハードルが上がった分、パンの方は気軽に味わうことができる。ちなみに同商品は第一パンとコラボしており、金沢カレー協会が認定しているとのことだ。

・開封の儀

さて、開封する前に袋を見ると「ブラックカレーフィリングにチーズを入れてデニッシュ生地で包み、チーズをトッピングしました」と書いてある。チーズを2発ぶちこむあたり、さすがゴーゴーカレー。期待を裏切らない男らしさだ。中身を取り出すと……

デニッシュ生地のパンがコンチャース! どこにでもあるような外見だが、勝負の分かれ道はここからだろう。何しろ、パカッと割ればゴーゴーカレーのDNAが入っているのである。ひとまずナイフでズバンと切ってみる。いでよっ、ゴーゴーカレー!


ウホッ……!!


ちょっと中身が寂しいかなぁ(´・ω・`)

確かに黒いルーはゴーゴーカレーを彷彿(ほうふつ)とさせるし、パンを食べたら “らしい” 味もする。個人的にカレーパンとしてアリ。しかしながら、空洞がなんというかこう……男らしくギッシリ詰めて欲しかったというのも本音だ。うーん、デニッシュ生地でカレーを詰め込むのは想像以上に難しいのだろうか。

・ホテルの朝食でも食べられる

何はともあれ、値段を考えたら安いことに変わりない。地域限定なので全国のゴーゴーカレーファンが食べるのは難しいが、運良く見つけたら手にとってみるといいだろう。なにせ98円である。

ちなみにゴーゴーカレーの監修しているパンには、ノーマルの「カレーパン」もある。こちらは見当たらなかったので、ファンが爆買いしたのかもしれない。あとR&Bホテルチェーンでは、2019年8月1日より無料朝食で焼き立てのゴーゴーカレーパンが食べられる。全国のR&Bチェーン全店舗、全ての宿泊者が楽しめるとのことなので泊まったファンはマストだ。

参考リンク:ゴーゴーカレー監修 カレーパンPR TIMES
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.