人間は極限状態に陥ると、本人も予想のつかないことをしでかしてしまう。その様子は、はたから見れば面白く写るものだ。だからこそ、バラエティ番組でドッキリ企画は鉄板。特に、テレビ朝日「アメトーーク!」のビビり芸人を集めてリアクションを見る「ビビり‐1 グランプリ」は人気が高い。

しかし、ある芸人のリアクションが極端すぎて、不自然ではないかとの声が挙がっている。それは、「ミスター乙女」の愛称で呼ばれている藤本敏史(フジモン)さんだ。

・半狂乱のリアクション

フジモンさんがミスター乙女と呼ばれるのは、ビビりすぎて女の子のような立ち振る舞いをしてしまうからだ。本人の発言によれば、そういう女性的なしぐさをすることで、気持ちが落ち着くというのだが……。

企画のなかで、移動中のロケバスでドッキリを連発する場面がある。終始ビクビクしているフジモンさんは、絶叫を繰り返したり、発作的な動きをしたりと、常軌を逸したような状態になってしまう。いわゆる「壊れた」感じになってしまっているのだが、見ようによってはかなり不気味だ。

ビビり芸人のなかでもフジモンさんの挙動は極端で、この番組を見ていた視聴者の中には「わざとらしい」と感じた人も少なくないようだ。

・フジモンさんのリアクションを見た視聴者の反応

「フジモンはわざとらしいからダメ」
「乙女フジモンはわざとらしいw」
「さすがにわざとだろ」
「むっちゃわざとらしい」
「フジモン演技すぎ」
「フジモン、ヤラセ感半端ない」
「フジモンはちょっと嘘くさい」

・健康面が心配

……など。私(佐藤)も見ていて、人格が変わっているように見えるのが、少し不自然にも感じた。ただ、その一方で、過呼吸のような状態になる姿は、怖いとも思った。予想外のリアクションは笑いを誘うのだが、ひっくり返ったりしないか、ヒヤヒヤしてしまう。

また見たいという気持ちがある反面、健康に影響がないか心配なので、せめて年1回程度にしてあげて欲しい。ビビり芸人の皆さんが、ちょっとだけ気の毒にも感じるから。

参照元:Yahoo! リアルタイム検索、テレビ朝日「アメトーーク!
執筆:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24