ワークマンといえば、過酷な使用環境に耐えるプロ品質なアイテムを、安心の低価格で販売しているのが特徴だ。最近ではそんな “高機能かつコスパ抜群” なアウトドア用品が人気。ただアウトドア専門店ではないため、何を買えばいいか分からないと悩んでいる方もいるだろう。

というわけで今回は、ワークマン東京本部に乗り込み……現場で使える “ガチでおすすめの商品” を教えてもらってきたぞ。アウトドアに興味のある方は、まずこのあたりのアイテムから購入を検討してみてはいかがだろうか。ちなみに全商品2000円以下であるっ!

・ワークマン東京本部へ

やって来たのは、東京上野にあるワークマンの東京本部。駅から徒歩約2分の高層ビル「TIXTOWER UENO」の11階フロアだ。こんなことを言うのも何だが、都内の高層ビルにワークマンの本部が入っていたとは……ワークマンすげえええ。


11階で出迎えてくれたのは、ワークマン広報部の鈴木さん。先述のように、今回は「アウトドアに興味のある人にオススメしたいコスパ抜群のアイテム」をばっちり教えてもらう予定。挨拶もそこそこに「こちらへどうぞ」とフロア奥へ誘われる。


そしていきなり……


宝の山が現れた……ゴクリ。


・人気過ぎて完売の商品もあり

さっそく色々教えてもらおう。なんでもアウトドア用品はどれもこれも人気のため、店舗によってはすでに完売しているアイテムもあるらしい。たとえば、500mlペットボトルが4本収納できる「真空ハイブリッドコンテナ(1900円)」は入手困難だそうだ。

「こちらの商品は、新店舗がオープンする時に数量限定で入荷するのですが、狙っている方が多いためスグに売り切れてしまうみたいです」と鈴木さん。真空で保温・保冷。飲料だけでなく、肉や魚などの食材も保管可能な人気商品だ。


同じく「コンパクトローチェア(1500円)」や「アルミテーブル(980円)」も入手困難。どちらもアウトドア用品コーナーで主役の存在感を放っているから仕方ない。ベテランキャンパーも認める超人気アイテム。売っていたらラッキーである。


・アウトドア初心者の方にオススメの商品

ではここで、意外と狙い目の商品もあわせて一気に紹介してしまおう。アウトドアに興味のある方にオススメするアイテムは……こいつらだァァアアア!

・パラフィン帆布スモールトート(580円)
・匠の手ワーク & アウトドアグローブ(99円)
・牛床革手袋 EXTRA GUARD-012 TAKIBI(980円)
・3WAY コンパクトショベル(980円)
・コンパクトハンマー(680円)
・ODマルチシザーズ(780円)
・着火バーナー ターボフレキシブル(499円)
・パラメイトロープ(399円)
・真空ハイブリッドコンテナ(1900円)
真空保温ペットボトルホルダー(980円)
コンパクトローチェア(1500円)
アルミテーブル(980円)


──以上12点、すべて購入したらトータルで1万357円である。さらに「メスティン(980円)」や、「LEDコンパクトワークライト(499円)」もしくは「LEDランタン(4900円)」があれば完璧といったところだろうか。アウトドアで必要な小物はだいたいワークマンで揃う。


とはいえ、小物類ならどこでも買えるような……とも思ったので、とくにオススメの商品の理由を確認しておこう。まず「着火バーナー ターボフレキシブル」は……

こちら風に強いターボライター式着火バーナーで、火口の向きをグイグイッと自由に変えられるのが特徴。でもって「安全ロック」付きだから初心者でも扱いやすいらしい。ガスが切れたら、底面のガス注入口に市販のガスボンベを垂直にあててガスを注入する。なるほど。


つづいて、鈴木さんが興奮気味に紹介してくれたのは「ODマルチシザーズ」。なんと1本で8通りの用途を搭載(ハサミ、缶開け、ナイフ、栓抜き、皮むき、から割り、骨切り、うろことり)しているらしい。

デザインもアウトドア感があり人気とのこと……マジかよ。ただのハサミだと思ってノーマークだったぞ。


パラフィン帆布スモールトート」は、炭やテントのペグ(テントを張るときに使う杭)、仕事で使う釘などを入れると良い。パラフィン加工とは、ロウを染み込ませて撥水効果を持たせる加工のこと。水や汚れに強いのが特徴。まさにアウトドア向きだと言える。


3WAYコンパクトショベル」は、ショベル・ピッケル・鍬(くわ)の3WAYで使用可能。柄の部分をガチャガチャと伸ばして使うそうだ。

折り畳めるから持ち運びが楽。雨天時の溝掘りはもちろん、ガーデニングにも使えるコンパクトさが良い。ってか、やっぱり980円は安い。

・最寄りの店舗で確認してみて

──てことで、いかがだっただろうか。完売必至のレア商品から、まだ買えそうな狙い目アイテムまでひと通り紹介した。あとは実際に、アウトドアを体験して必要だと思ったものを買い足していくべし。どれもコスパ抜群なのでぜひ試してみてほしい。

※店舗によっては売り切れの場合があります。


参考リンク:ワークマン
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.