rugby

勝負事において相手の意表を突くのは大事なことだ。思いもよらぬ行動でガッツリ出し抜く。これはどのスポーツにも当てはまり、相手との駆け引きが勝負の明暗を分けると言っても過言ではない。……だがしかし!

あまりにも意表を突きすぎた選手が海外に存在したのでご報告だ。なんとラグビーの試合で、バク転で相手を抜いた選手がいたという。フィジカルコンタクトが当たり前のスポーツだけに耳を疑うところだが、本当にバク転は通用したのだろうか。

・前代未聞のバク転抜き

ラグビーでは相手と対峙した際、いくつも選択肢がある。しかし、そのほとんどは体当たりで吹っ飛ばすか、足の速さで抜き去る……もしくは自分を犠牲にして仲間を生かすといったところ。いわゆる正攻法というやつを選択するケースが多い。

それだけに、バク転で抜くなんて前代未聞。強烈なタックルをお見舞いされて、悲惨なことになる光景しか想像できない。だが、一味も二味も違ったのが、動画「Play of the day!」に収録された “バク転抜き” だった。というのも……

・バク転抜きが華麗に決まる

サイドでボールを受けた選手がスピードを上げ、相手と衝突しようとしたその時である。背を向けてクルッとジャンプすると、そのまま1回転! なんと相手のタックルをかわしつつ、見事にバク転が決まってしまったのだ! バク転をしようと思った発想はもちろん、それを成功に結びつけてしまう身体能力も恐ろしい。

・良い子は真似厳禁

ただ、忍者のように華麗に抜いたと思いきや、ラグビー界でスピードダウンは致命傷になるのは周知の通り。案の定、バク転をした選手はモロにタックルを喰らって捕まってしまった。決まれば超絶カッコいいバク転。しかしながら、やった時点で監督はブチギレするので、良い子は決して真似しないようにしよう。

参照元:Facebook
執筆:原田たかし