joel

スポーツの試合において、もっとも大切なこと。それは相手のことをリスペクトし、フェアプレーの精神を持って戦うことである。もし道を踏み外そうものならさぁ大変。悪質なプレー以降、その選手には悪い印象がつきまとう。

それだけに、数多くの視線が注がれるプロは絶対にやらない……と思いきや、オランダで行われたサッカーの試合でいくらなんでもゲスすぎると非難殺到しているプレーがあった。一体、どんな内容なのか。詳細は、動画「Joel Veltman’s play Unsporting or clever from Ajax」で確認できる。

・仲間の負傷をおとりにするゲス行為

問題となっているプレーがあったのは、2017年2月12日のアヤックス(白)vs スパルタ・ロッテルダム(緑)の試合。ホームのアヤックスが2点リードした後半5分、右サイドのジョエル・フェルトマン選手がボールを受けた時のことだった。

彼の目の前で、味方のバートランド・トラオレ選手と相手選手が接触。これにより、ボールを受けたところでプレーを中断させようとした……とここまではよくある光景なのだが、なんと彼は相手選手が気を抜いた隙にプレーを再開! 怪我をした仲間を「おとり」にしてゴールを狙ったのである!!

・非難殺到

結果的には相手ディフェンスにクリアされたものの、目を疑うようなゲス行為に非難が殺到したのは言うまでもない。プロは子供の模範となるため、彼の行為は非常に残念なもの。試合は2−0でアヤックスが勝利したが、同クラブのサポーターの中には素直に喜べない人もいたのではないだろうか。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼もしゴールに繋がっていたら、さらに非難されていたことだろう

▼予備動画