無理だ。どちらかを選べだなんて、無理。もしも今「100均おろし器最強決定戦」が行われたら、決勝に残るのは今回紹介する2つの商品。しかし決着はつかないだろう。なぜならどちらも最強だからだ。

よって、どちらを買っても損はしない。しかし、その方向性はまるで違う。まずは『すべらないおろし器』から見ていこう。

・ナカヤ『すべらないおろし器』

メーカーはNAKAYAこと「ナカヤ化学産業株式会社」。もうこの時点で “勝負あり” だ。なにせナカヤといえば、あの「冷凍ごはん容器」を販売していることでも有名な、100均キッチン用品界のレジェンドである。


当然ながら……


日本製。

ナカヤで日本製ときたら鬼に金棒、もう絶対に「間違いのない一品」であることが保証されている。というか、ナカヤというだけで、もう “買い” なのだ。それはさておき、こちらの商品、特徴は……

すべらない」ことと、「水切りができる」こと。実際にやってみたが……


やはりナカヤ……


間違いがない……!


本当に「すべらない」し……

「水切り」最高……!

それよりなにより、やはり「NAKAYA」であるという安心感。このブランドは信じても良い。ナカヤは絶対に裏切らない。こんなに上質な日本製のおろし器が100円で手に入るのなら、迷うことなく「買い」であろう。


・エコー金属株式会社『両面おろし器』

続いての商品は、エコー金属株式会社の『両面おろし器』だ。エコー金属もエコー金属で、これまた100均キッチン用品界のレジェンドといっても差し支えない。NAKAYAもエコーも、どちらも横綱級の存在感であり、“間違いない商品” をリリースしている印象がある。

そんなエコーが提案するのは、これ1本で普通の「おろし」と粗めの「鬼おろし」が作れてしまうという2インワン的な両面おろし。ちなみにこちらも……

日本製。

「もう100円グッズでも日本製は当たり前」というメッセージが両社の製品からは聞こえてくる。これまで様々な100円グッズを使ってきた私だが、他国製に比べると、日本製は明らかに質が高い。さらに口の中に入る「キッチン用品」なので、よりいっそう安心なのだ。

実際に『両面おろし器』を使ってみても……

やはりエコー……

間違いない。

当たり前のように「パッケージに書かれた通りのこと」が体験できる。それって実はスゴイこと。100円の商品なのに、当たり前が当たり前にできてるってことがスゴイのだ。

コストをおさえた100円グッズだと、当たり前が当たり前にできない……なんてこともよくある話。しかしナカヤとエコーは、いつも「確実」。そんな信頼感と安心感が、ナカヤとエコーのブランドイメージを高めているのだろう。

いずれにしても、どちらも最強。どちらかを選べだなんて、無理。迷ったら、両方だ。ナカヤとエコーなら、失敗しない。

参考リンク:ナカヤ化学産業株式会社エコー金属株式会社
Report:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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