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今まさにノリにノッているドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(以下:逃げ恥)』。新垣結衣さん演じる森山みくりと、星野源さん演じる津崎平匡(ヒラマサ)の今後の展開に目が離せなくなっている人は多いだろう。メチャクチャ多いだろう。

だがしかし……! 中にはあまりにもハマりすぎて、周囲に迷惑をかける危険な妖怪と化している場合もある。というわけで今回は、そんな妖怪の特徴を独断と偏見でまとめてみたので紹介しよう。

【逃げ恥への愛が深すぎる “妖怪” 5選】

1. 忘年会で恋ダンスを強要する “恋ハラ” 妖怪

現在、最も存在率が高い妖怪。以前に本サイトでも紹介したが、恋ダンスの強要、『恋ダンスハラスメント』通称 “恋ハラ” をしてくるヤツらだ。

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状況や言い方にもよるが、もし上司の口から「おい、お前!! 恋ダンス、踊れや〜! 俺、あれ好きやねん」という発言が飛び出したら、その人は妖怪と化してしまったと考えていいだろう。

2.「今日はハグの日でした?」と女性社員に声をかけまくる “ヒラマサモドキ”

原作・ドラマで設定されているハグの日。森山みくり津崎平匡が週に一度だけハグをする日だが、それを悪用するセクハラ妖怪だ。このタイプには2パターンあり、1つは『逃げ恥』にハマりすぎて、無意識のうちに(?)セクハラしちゃってるパターン。

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そしてもう1つが、それほど『逃げ恥』を好きではないが、ただ単に女性(異性)社員に抱きつきたいばかりにハマッてるフリをするタイプだ。こちらは “愛が深すぎて” とは言い難いが、悪質な妖怪であることには変わりない。個人的に最も許せないタイプ。死刑でいい。

3. 「カッキーー!」と絶叫しながら卓上の牡蠣を1人で一気食いする “見境なくしすぎ妖怪”

ガッキーへの愛が深すぎて、色々なものが見えなくなっているパターン。当然ながら、そんな上司と一緒のテーブルにいることで恥ずかしさを感じてしまうが、「シェアしませんか?」と言うと、割とすんなり「いいですね」と乗ってくれるかも!?

4. 寒ブリ食ってる人に説教する “語り妖怪”

「ブリとかカンパチってさぁ、ヒラマサによく似た魚じゃん。見た目的に。そのブリを食うっていうのはさぁ、ほぼほぼヒラマサ食うみたいなもんじゃんねえの? よく食えるよねね、俺の前で。ヒラマサだよ。ヒラマサさんだよ。津崎平匡さんだよ。星野源だよ。

気遣いが足りないって思わねえの? 仕事って要は気遣いだよ。そ・れ・を・し・な・い・お前の無神経なところがさぁ、普段から仕事に出てるんだよ! そこなんだよ!!」

……というように、何かと登場人物に結びつけて仕事論を語って説教するのは、周囲からすれば迷惑以外の何物でもない。妖怪認定してもいいだろう。

5.「(ミ)クリトキス!」とアクセントを変えながら大声で連呼する “オッサン妖怪”

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逃げ恥の話題になると、必ずと言っていいほど誰かが口にする森山みくり(ガッキー)と津崎平匡(星野源)のキスシーン。その感動的なシーンに、オッサン的な煩悩を挟み込んでくるやっかいな妖怪だ。最初こそ「みくりと平匡のキスシーン」と言っているものの、会話が進むにつれて……

みくりとのキスシーン → みくりとキス → ミクリトキス → (ミ)クリトキス → クリトキス → クリ……

……と徐々に「ミ」を発音しなくなっていったら要注意。周囲に羞恥心を感じさせるという意味では、最もタチの悪い妖怪と言えるだろう。

——以上である。

みなさんの回り当てはまる人はいただろうか? とにかく、上記の特徴に当てはまる人がいたら距離を置いた方がいいだろう。 “逃げ” てくれよな!

参考リンク:TBS『逃げるは恥だが役に立つ』
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.