LINEやFacebookメッセンジャーなどの登場により、あまり使わなくなった感もある「携帯メール」ことSMS(MMS)。しかし、相手によってはバリバリ現役で使っていたりするので、定期的に未読のチェックはしておきたい。だがしかし……

ウザい迷惑メールもバリバリ届くSMSは、ついつい「未読」も増えがちだ。気がついたら未読件数が100、300、500……と増えていき、そのうち1000件、5000件……と膨れていくのだが、1万件を過ぎたら要注意。そのうち使い物にならなくなるぞ!

・起動するまでに10分以上

迷惑メール評論家である私(羽鳥)が、「これが限界値か」と感じたのが、未読1万2000件を超えたあたり。緑アイコン「メッセージ」を起動しても画面は真っ白。しっかりとメールが表示されるまでに30分以上かかる時もあった。機嫌が悪ければ起動すらしない。しかも、ランダム的に未読件数が「!」と表示されることもあった。

1万4000を越えると、もうキツい。どうも、あまりのメールの多さにアプリ側なのかサーバー側なのか、それとも両方なのか、ともかく処理しきれなくなっている様子なのだ。そして1万5000あたりになると、完ッ全に起動しなくなるのである。

起動しないとうことは、削除すらできない。こうなるともう本当に最悪なことになる。たとえば、私の場合はSoftBankユーザーなので、「S!メール(MMS)どこでもアクセス」なるサービスを使えば、パソコン側からでもメッセージを削除できる。

しかし、そのサービスを使うべく「My SoftBank」にログインしようとしたら、久々のログインなので本人確認のために「ワンタイムパスワード」的な数字を私の携帯番号宛にメッセージ(SMS)で送りましたのでパソコンから入力セヨとの表示が。

だが、メールがパンクしているために「メッセージ」アプリが起動しないのだから、その「ワンタイムパスワード」が書かれたメールすら確認できないのだ。運良く起動しても、しっかりとメールが表示されるまでに時間がかかるから、ワンタイムパスワードの制限時間がオーバーしてしまうのだ。もう、なにやってもダメなのだ( ;∀;)

これを現実世界に置き換えると、玄関に郵便物やら荷物を詰め込みすぎて家のドアが開かなくなっちゃったので、大家さんに勝手口のカギを要求したら、そのカギを郵便物がギュウギュウに押し込まれた玄関のポストに押し込まれた感じである。

けっきょく私は、アノ手コノ手で起動させ、なんとか1件1件、本当に1件1件メールを選択してこまめに削除し、今では未読300あたりまでシェイプアップできたのだが、本人確認のワンタイムパスワードなどはもちろん、緊急時にSMS(MMS)が使えないと本当に困ったことになるので要注意。マメに未読メールのチェックはしておこう。

参考リンク:SoftBank「S!メール(MMS)どこでもアクセス」
Report:迷惑メール評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼「メッセージ」のアプリ、本当に使いにくい。全選択一括削除すらできない。
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