あ然とする審査員、スタンディングオベーションで騒然とする会場。この度、鳥肌が立つような天才がオーディション番組『America’s Got Talent 2018』で発掘された。

ステージに立つのは13歳の少女。モジモジしながら話す様子には歳相応のシャイさが見え隠れするが、歌い始めた瞬間……マジかよ……!

・歌い始めた瞬間、雰囲気が一変

2018年6月12日に公開されたこの動画。パフォーマンスを披露したのは、コートニー・ハドウィン(Courtney Hadwin)さんである。審査員の質問に「ちょっと緊張してます……」とはにかみながら答えるコートニーさんは、どこからどう見ても13歳のシャイな女の子

審査員も学校の好きな科目を聞いたり「緊張しないで」と励ますほどで、見ているこっちがハラハラする。曲がスタートすると音楽にノり出す彼女。ん? なんか雰囲気が変わった? と、その時!

響き渡るしゃがれ声のシャウト!! ジャニス・ジョップリンを彷彿とさせる魂の底から絞り出すようなロックヴォーカルだ! カッケェェェエエエ!!

・審査員あ然

一瞬、アフレコなんじゃないかと疑ってしまうほどのギャップに第一声からノックアウトされてしまった。それは審査員も同じようで、あ然とした表情でステージ上の彼女を見上げる

やがて、あまりのパフォーマンスに客は総立ちとなり、審査員もひたすら感嘆の声を漏らすようになったところでパフォーマンスが終了。すると、彼女は何事もなかったかのように歌う前のシャイな13歳の女の子に戻る。鳥肌……!

・特権が発動

会場を湧きに湧かせたこのパフォーマンスに審査員の1人、ジャニス・ジョップリンのファンだというホーウィーが大興奮。

ホーウィー「クライヴ・デイヴィス(音楽プロデューサー)は、モントレー・ポップ・フェスティバルに行き、無名の少女と出会う。これがジャニス・ジョップリンが初めて契約を結んだときなんだ。そしてそれが彼女の人生を変えた。

私はクライヴ・デイヴィスじゃない。ホーウィー・マンデルだ。だからレコード契約してあげることはできない。私が君のために唯一やってあげられることは……」

──とゴールデンブザーを押した。なお、ゴールデンブザーが押されると、その場で2次審査が免除され、準々決勝進出が決定する。各審査員および司会者が1シーズンにつき1度だけ使える特権のようなものだ。

思わず何度も見返してしまうこの動画。まさに天才なその才能は、ぜひ自身の目で耳で確認してみてくれ!

参照元:YouTube
執筆:中澤星児

▼歌い出しを何度も見てしまう