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寒いと思ったらいきなり暑くなるし、日本は一体どうしちまったんだ? ついにこの国から四季が奪われてしまうというのか。不安だ。そんな時は、オムライスを食べよう。この「東京オムライス紀行」は、美味しいオムライスを求め、私(あひるねこ)がひたすら東京都内を彷徨う連載である。

連載第3回目である今回は、そろそろ有名店に行ってみようと思うぞ。メディアにもよく登場する、東京・目白にある「レフティ」。ここに決めた! 目白というと若干地味な印象があるが、「レフティ」のオムライスは行列が出来るほど大人気なのだ。

・地元民に愛される有名店

学習院大学がある目白。というか、それ以外あまり印象がないのが正直なところ。JR目白駅から徒歩数分、年季が入った建物の2階にあるのが「レフティ」だ。ランチタイムに訪れると、お店の前には当然のように列が出来ていた。さすが人気店である。

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並んでいるのは大学生が多い。食べ終わって出てくるのも、学生らしき1人客が多かった。先輩などから「あそこはウマいよ」って、脈々と受け継がれているのだろう。有名店とはいえ、地元の人に愛されているお店のようだ。

・大人気のオムライス

20~30分ほど待って店内へ。店員さんがメニューを持ってきてくれたが、そいつは必要ねえ。他のお客のほとんどが食べている、あのオムライスを頼むよ! 大きさは極小、小、中、大、特大の5段階あり、私(あひるねこ)は中(税抜1000円)でお願いした。しばし待つと、ついに……。

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待ちわびたオムライスとのご対面! これが「レフティ」のオムライスか……。サインくれ。キレイな曲線を描いたフォルムが実に美しく、皿にはサラダもたっぷりとのっているのが嬉しいね。お、ポテサラ先輩もいるじゃないですか。チーッス!

・フワフワ~

「レフティ」」のオムライスはオムレツ型ではなく、チキンライスを卵でくるむように包んだベーシックなスタイル。この卵が厚くていい。卵が薄ーいオムライスも趣があるけど、この厚さはやはり嬉しいものだ。そして注目したいのがその食感。これがまたいいのよ。

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オムライスを形容する時、よく “トロトロ” という言葉を使うが、「レフティ」のオムライスは “フワフワ” なのだ。包むタイプのオムライスでこのフワフワ感。熟練の技ってやつだろう。卵自体の味は甘めで、少々好みが別れそうではあるが、私はこの口触りと非常にマッチしているように感じた。

・安定感ある美味しさ

ミートソースがかかっているオムライスってけっこう珍しいかも。もちろん卵と合わないわけはなくウマし。モットモットかけてくれてもよくってよ? あとはチキンライスの鶏肉がゴロッと大きいのがいいネ。個人的には米はもう少し固めの方が好みだが、チキンライスだけでもウマくて安定感があった。

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・ “フワフワ” を体験せよ

中サイズは男でもけっこう多いと感じる量だったので、女性なら小で十分だろう。あと実はけっこう気になっていたのが、メニューにあった親子丼。たぶん、いや絶対ウマいやろ! 次回チャレンジしてみようと思う。しかし、とにかくまずはこの “フワフワ” オムライスを、あなたにも体験してもらいたい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 レフティ
住所 東京都豊島区目白3-5-8 古海ビル2F
時間 11:30~15:00、18:00~24:00(その日によって少し変わるらしいので要確認)
休日 日曜

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼大きさは極小、小、中、大、特大の5段階
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▼オムライスの中サイズ(税抜1000円)
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