春だ! 祭りだ! 食フェスだ! ということで、東京・新宿ではシュラスコの祭典「新宿サンバ・シュラスコフェス2017」が始まっている。実は同じく東京の日比谷公園でも、食に関するイベントがスタートした。こちらは地元めしに特化したイベント「第4回! 地元めしフェス “クオーゼイ” in日比谷」である。

名前がカッコ悪いのだが、このイベントは北は北海道から南は沖縄まで、地元で愛されるめしを一同に会した催し。開催初日の2017年4月6日に会場の日比谷公園に行ってみた!

日比谷公園の食フェスといえば、私(佐藤)は2016年11月に開催された「フィッシャーマンズ・フェスティバル」が思い出される。このイベントは、魚をテーマに全国各地から選りすぐりの逸品が集合して行われたものだ。美味しい魚介を堪能できる良イベントだった訳だが、今回は地元めし。規模感はフィッシャーマンズ・フェスより若干小さめ。

・ウニ乗せローストビーフ丼

それでも会場には、全国から約70店が集結して、軒を連ねていた。そのなかで私が最初に食したのは、金獅子精肉店のウニを乗せたローストビーフ丼(1500円)。

イベント用なので、量はちょっと少な目。それでも北海道産牛の希少部位を使い、なおかつウニまで乗ってこのお値段。かなりお得と言えるだろう。

・スモークジャンボターキー

ローストビーフとウニの甘さが溶け合い、口のなかに至福が訪れた。そして次は、この会場でもっともコスパが高いのでは? と思わせる一品。勇払ファームのスモークジャンボターキー(700円)。

場内には、串焼きやコロッケなど、手軽に食べられるフィンガーフードが数多くあった。そのなかでも、このスモークターキーは食い応えがハンパではない! 軽い気持ちで頼んだら、これ1本でかなりお腹が満たされてしまった。ちょっと計算外だった……。

・ずわい蟹の甲羅盛り

魚介も食べておこう! ということで、選んだのが、蝦夷番屋のずわい蟹甲羅盛りの特盛り(1500円)。

カニの甲羅焼きは、この手の食フェスでは定番となっている。これをツマミに日本酒を飲んだら最高! お花見がてら会場を訪れた人は、コレを肴に桜を見ながら、美味しいお酒を飲むことになると思う。

・週末は雨具を

イベント初日は、意外と客足が少なく、どのお店も並ぶことなく商品を購入することが可能だった。週末は混雑するかもしれないのだが、雨が降る予報も出ているので、出かける人は雨具を忘れないように!

・イベント詳細

名称 第4回! 地元めしフェス “クオーゼイ” in日比谷
会場 日比谷公園 大噴水前広場(東京都千代田区日比谷公園1-2)
会期 2017年4月6~9日
時間 10:00~20:00(最終日は18:00まで)
入場料 無料

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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