知らなかった、こんなに格安で多機能なキーボードがあるなんて……。キーボードと言っても、文字の入力に使う方ではなく楽器の方のキーボード。商品名は『カシオ SA−46』である。

調べてみると国内外問わず有名な商品のようだが、今回は筆者と同じく知らない方のために『カシオ SA−46』がいかに “使える” かがわかる動画をご紹介したい。この動画を見たら、あなたも思わず欲しくなっちゃう……かも!

・『カシオ SA−46』とは

まずはじめに『カシオ SA−46』の仕様をざっくりと説明しよう。カシオのホームページによると、重量わずか1kgの小型軽量なキーボードで、単三電池6本、もしくは別売りのACアダプターで作動するとのことだ。

注目すべきは内蔵されている音の豊富さである。100種類の音色、50種類のリズム、さらにはジングルベルなど有名曲が10曲内蔵されているという。そして何より、市場価格が3500円前後というのが大きなポイントである。

・複数の人が囲んで一斉に演奏する動画

ではどんな音を鳴らすことが出来るのか? 動画「I PLAY CASIO EVERY DAY :) CASIO SA-46」では、『カシオ SA−46』を複数の人が囲んで一斉に演奏する様子が見られる。まずひとりが本体のドラムパッドで「チッチッ」というリズムを刻んで……

次にもうひとりがファミコンのようなチープな音でメロディーを弾き始める。その後、演奏する手の数が増え、やがて6本になって曲もノリノリに! ゲーム音を使ったダンスミュージックのような、リズミカルでレトロな雰囲気が超イイ感じだ

・多重録音でマイケル・ジャクソンの名曲をカバーする動画

また、動画「CASIO SA-46 demo – Francesca Tandoi plays “I can’t help it”(Micheal Jackson cover)」では、文字通りマイケル・ジャクソンの名曲『I can’t help it』を女性アーティストが同キーボードを駆使し、多重録音でカバーする様子が収められている。

ドラムの音で始まり、アコースティックベースの音が入ってきて、女性が歌い始めると……なんて素晴らしいサウンドだ! 女性アーティストの歌唱力や演奏技術の高さもさることながら『カシオ SA−46』の音色がいかに多彩であるかも聴き取れる。

なお、ネットを探ると国内外問わず『カシオ SA−46』のレビュー動画が多数アップされていた。冒頭でもお伝えした通り、どうやら筆者が知らなかっただけで海外でも有名なようだ。ちなみに、私もさっそくポチってしまったことは、ここだけの話である。

参照元:YouTube [1] [2]、CASIO「SA−46」
執筆:K.ナガハシ

▼リズミカルでレトロな雰囲気がイイ感じ

▼マイケル・ジャクソンの『I can’t help it』のカバーがこちら