なんかもう当たり前のことすぎて忘れてたけど、手首から肩にかけてが超痛いんだってばよ! パソコンで作業していることが多いので、仕事してると超痛いんだってばよ!! いったん気になると余計に痛いってばよ! 誰かヘルプ!!

痛みを解消するため、これまで「トラックボールマウス」を買ってみたりマウスパッドを変えてみたり、様々やってみたってばが結局意味ないってばよ。そこで今回は、「エルゴノミクス(人間工学)マウス」とやらを試してみるってばよ。さっそく開封! ってばよ。

・新マウスに挑戦

人間工学に基づいて設計されたというエルゴノミクスマウス。これを使えば、きっと腕から手首にかけての痛みが改善されるに違いない。アマゾンで目に付いたJTD『エルゴノミクスマウス縦型(税込3299円)』を購入し、届いた箱を開けてみると……


え?


何これ?


ひよこ?


・独特すぎる形状

中から出てきたのは、いつも使っているマウスとは似ても似つかない異様なフォルムの物体。もはや前衛オブジェである。見よ、ボディの真ん中がキュッとくびれているではないか。どんなマウスやねん。


しかも裏のスイッチを押すと……


ひ、光ったァァァァァアアアアア!

・負担を軽減

まさかイルミネーション機能付きとは……。ここで仕組みを説明すると、通常マウスは上から手で覆うように持つが、エルゴノミクスマウスは横から握るようにして使うらしい。そうすることで、これまで腕をひねっている状態だったのが……


自然な形になるため負担が軽減されるそうだ。

・初体験

なるほどね。というわけで実際に使ってみたところ……ふむ。たしかに手首の位置や向きは至極自然である。フィットするし、無駄な力も入らないように思う。ただ何というか、明らかにマウスを握っている感じではないのだ。親指側で「戻る / 進む」ボタンを操作し……

残る指側で左クリック、右クリック、ホイールを操作する。そう、やっていることはいつものマウスと同じなのに、形状が特殊すぎる&青いライトの効果もあり、SF感がハンパではない。マウスというより、これはまるで……。


ロボットの操縦桿(かん)ではないか。

しかも形状的にガンダムのようなリアル兵器ではなく、エヴァやファフナーみたいな思考が動きに直結するタイプの操縦桿だと思われる。憧れの汎用ヒト型決戦兵器だ。クリックボタンはおそらく狙撃の際に補佐的な役割を果たすのだろう。お? 何だかワクワクしてきたぞ。


そう、ここはもはや会社ではない。


コックピットだ……!

・楽だけど

さて、肝心の使い勝手だが、基本的には通常のマウスと変わらないので、前回のトラックボールマウスよりは遥かに操作しやすかった。が、いかんせんボディが大きいため、カーソルの移動になかなか慣れないのだ。慣れるにはしばらくの期間、使い続ける必要があるだろう。


だからまあ……。


気が向いたらって感じかな。

いやぁ、エルゴノミクスマウスね。すごく楽チンなんだけど、結局いつものマウスが一番早いんですわ。どうしたもんか。こうして、終わる気配のない私(あひるねこ)と腕の痛みとの死闘は続くのであった。


おわり

参考リンク:Amazon「JTD エルゴノミクスマウス 縦型マウス(有線)」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼このあたりが痛くなる……。