有吉弘行さんしかり、松本人志さんしかり、笑いとはギリギリを攻めた先にあるのかもしれない。そして、お笑いの文化が根付く大阪人は何かとギリギリを攻めるのが好きである

そんな大阪のど真ん中にある通天閣では、土産物屋もギリギリを攻めていた。っていうかこれギリアウトでは

・面白い恋人……

私(中澤)がギリギリの土産に出会ったのは、通天閣の展望台から降りて来る途中の階。通天閣で土産を買うつもりもなかったのだが、道すがらウィンドウショッピングを楽しんでいると、何か見覚えのあるパッケージが。これはひょっとして……


白い恋人!?


いや、よく見ると『面白い恋人』と書かれている。別商品だ。そう言えば、東京駅にも『東京の恋人』ってあるし、気にしたことなかったけどこういった商品は全国各地にあるのかも。だがしかし、大阪の猛攻はこれだけでは終わらなかった。商品棚を見ていくと……

『通天閣の恋人』


『大阪の恋人』


『道頓堀の恋人』


『新世界の恋人』


──恋人いすぎィィィイイイ! ファンキーすぎるだろ!! 週刊文春にスクープされるレベルである。

なお、『面白い恋人』は吉本興業、『大阪の恋人』『通天閣の恋人』は長登屋、『道頓堀の恋人』『新世界の恋人』はやぶ屋の商品。さらに『大阪の恋人』『通天閣の恋人』『道頓堀の恋人』はラングドシャだった。

また、『面白い恋人』は本家『白い恋人』に1度訴えられ和解しているようだ。それでゴーフレットなんだろうか? ともかく、そのギリギリを攻めていく姿勢は土産物屋もさすが大阪。思わず、1つ購入してしまった筆者だった。ウマイ。

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.