世界は広い。一歩日本を出るだけで、想像すらつかない景色が広がっていたりする。そんな景色に触れるたび、私(中澤)は思うのだ。知らないことだらけだなあ……と。

2019年11月28日、ネットで話題になっている中国貴州省の寺院についても同じ気持ちになった人が多いのではないだろうか。雲を越え天を衝く岩山の天辺に建つ寺院! こんな建物が実在するなんて!!

・2018年に世界遺産に

その寺院があるのは銅仁(どうじん)地区の梵浄山(ぼんじょうざん)だ。山々がいくつも連なり、人間が影響を与える前の原始植生が残っているというこの場所。2018年には世界遺産にも登録されている。そんな山の中からさらに突き出した岩山の天辺に建つのが話題の寺院だ。

ナショナルジオグラフィックによると、この岩山の名前は「紅雲金頂」というらしい。2つに分かれた山頂にはそれぞれに寺院が建っており間に橋がかかっている。まるでRPGとかに出てきそうな立地だ。ドラクエだったら伝説の武器とか眠ってそう

・ネットの声

それにしても、これどうやって建てたんだろうか? 冷静に考えると疑問は尽きないが、ネット民からも以下のような声があがっている。

「再配達来なさそう」
「車の鍵忘れたら大変」
「地震がきたら横揺れが凄そう…」
「出前頼んだら来てくれるんやろか」
「でんせつのポケモンいそう」
「スターヒルや!」
「モンハンの確か4Gかクロスだったかの竜人族の村を彷彿させられる」

──やっぱりいた。ゲームやマンガを思い出している人が。そして、やっぱり冷静に考えると色々大変そう。ホント、フィクションの世界だよなあ。

SFの父と呼ばれる小説家・ジュール・ヴェルヌは言った。「人が想像できることは、必ず人が実現できる」と。しかし、実際具現化されているのを見ると、本当に世界は広いと思う。

参照元:貴州省公式YouTubeチャンネルNATIONAL GEOGRAPHIC
執筆:中澤星児

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