「世の中には自分に似ている人が3人いる」とはよく言われるが、どうやらそれは動物にも当てはまるのかもしれない。というのも、動物の “ソックリさん” を判別できなかったのか、あるパパが「10年も飼っている愛犬とは違うワンコ」をペットサロンから連れて帰って来て、ネット民から失笑を買ってしまったというのである。

・ペット美容院から違うワンコを連れて帰って来たパパ

米ニュースサイト『boredpanda』によると、米フロリダ州マイアミに住むアレックスさんという青年が、「ペットの犬(名前:ニーヴス)をペットサロンから連れて帰って来てほしい」と父親に頼んだのだという。

こうして、ほどなくしてパパがワンコを連れて “無事” に帰宅。ところがアレックスさんがワンちゃんを撫でると、「なんだかニーヴスと毛並みが違う……」と妙に思ったのだとか。

そう! なんということか、パパは一家が飼っている愛犬とは違うワンコを連れて帰って来てしまったのである! 

・一歩間違えばペット誘拐事件!?

一歩間違えばペット誘拐事件に発展してもおかしくない展開だが、見知らぬ家に連れて来られたワンコは我が家にいるかのように振舞い、すっかりくつろいでいたのだいう。

その時の様子を捉えたTwitterの動画では、アレックスさんが父親のミスに大爆笑となり、ワンちゃんを撫でながら「君は誰なの~?」と話しかけている。

・なぜそんなことが?

それでは一体なぜ、間違いが起きてしまったのだろうか? パパの言い分によると、原因は……!


老眼!


さらに、ワンコが付いて来て車に跳び乗ったため、パパは我が家のワンコだと思い込んでしまったのだそうだ。

・無事に本物のニーヴスと交換して一件落着!

その後、直ちに偽ニーヴスはペット美容院に戻され、無事に本物のニーヴスと交換されたとのこと。しかし、その際も再び間違いがあってはいけないとばかりに、パパが「これで間違いないか?」と、ニーヴスの写真を家族に送信して確認していたというから笑えるではないか。

それにしても、ニーヴスはアレックスさん一家の家族になってから10年になるというのに、パパに他のワンコと間違われるなんてちょっと可哀想……。ネット民からは大いに失笑を買うことになってしまい、ニーヴスを不憫に思う同情のコメントも寄せられていた。

偽物と本物のニーヴスの画像を比べたら確かに似ているが、自分のペットと間違える人はそう多くはないのではなかろうか。アレックスさん一家が集う度に、しょっちゅうパパはこの話を持ち出されて笑いのネタにされそうである。

参照元:Twitter @Pineappl3pizzaboredpanda(英語)
執筆:Nekolas

▼パパの間違いに大爆笑する息子

▼間違いに気づき本物のペットと交換しに向かうパパ

▼本物のニーヴスかどうか、念のために確認のメールを家族に送ったパパ