福岡県民にとって “デカくてウマくて腹いっぱいになれる豚まん” といえば、やはり小倉名物「揚子江の豚まん」だろう。風味豊かな肉あんがズッシリ入ってボリューム抜群、1個食べれば腹いっぱいになれるシロモノだ。恐ろしいほどに肉汁ブシャーッ! である。

そんな「揚子江の豚まん」を近所のローソンで発見した。マジかよ揚子江、最高じゃねえか。というわけで、2個セット(540円)を購入。もちろん最高に美味しかった……という内容の話になりますが、色々お伝えしたいこともありますので、もう少しだけお付き合いください。

・揚子江の豚まんをローソンで発見

北九州のソウルフード「揚子江の豚まん」は、小倉北区の本社工場、もしくは小倉駅から延びるアーケード内の店舗で買うのが一般的。たまにスーパーの冷凍食品コーナーでも見かけるが、コンビニで発見したのは初めてだ。ひさびさにテンションが上がったぞ。

ローソンの店員さん曰く「いつもすぐに売り切れる」とのことだったので、とりあえず1パックをゲット。コンビニで気軽に購入できたら、たしかに嬉しい。いや待て、もしかして、たまたまウチの近所のローソンだけが取り扱っていたのだろうか。

気になったので、揚子江に問い合わせてみたところ……どうやら、北九州市内にある数店舗のローソンに卸しているらしい。なるほど、やはり近所の店で売っていたのはラッキーだったか。すぐに売り切れるのも納得。

・700wで2分

それでは、チンをしていただこう。豚まん1個を皿にのせて、ラップをふわっとゆるめにかけたら700wで2分。ってか、今さらだけどデカい。重い。まるで砲丸投げの「砲丸」である。しかし、このズッシリ感こそが揚子江。そんなこんなで、あっという間に出来上がり。

さあさあ、半分に割ったらドヒャー! ヤバい! マジでたまらんぞ! 肉汁ブシャーでドヒャーである。喜びの雄叫びを上げてしまう圧倒的ビジュアル。そんでもちろんジュ~スィ~。1個だけ食べて、残り1個は冷凍保存しようかなァ~なんて思ったけど無~理~。

・逆にローソンが心配

──とにかく、揚子江の豚まんがローソンで購入できるのは最高……なのだが、なんというか、これを置いちゃったらコンビニ肉まんが心配になってしまう。いやまあ、学生を中心に、手っ取り早く、その場でパクッと食べたい方には売れるだろう。でも、トータルで考えたら揚子江には勝てんぞ。

なんせ創業以来50年の歴史が詰まった、本物の美味しさだからな。砲丸サイズを2個ペロリといけちゃう美味しさだからな。とはいえ近所のローソンさん、よく販売してくれた。おかげで今年の冬は、揚子江の豚まんで乗り越えられそうです。本当に、ありがたや、ありがたや。

参考リンク:揚子江の豚まん
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.