芸術の秋! 何か新しいアートにチャレンジする際、100円ショップは強い味方になる。画材も工具も100円だし、12色入りの色鉛筆セットですら100円だ。ちょっとやってみようかな……的な「おためし」で購入するには最適といえる。

ということで今回チャレンジしてみたのが「カリグラフィ」だ。というのも、ダイソーに「カリグラフィーマーカー」なるシリーズで、全10色が売られていたからである。1パック2本入りなので、合計500円。はたして、その出来は……!?

・カリグラフィとは

いわゆる強弱をつけた美しい筆記体の文字とか、ややオラついた洋服とかにプリントされているカッコイイ文字とか、あーゆーのがカリグラフィだ。

書く道具も様々ではあるが、平べったいペン先で器用にスイーッスイーッと書くのが一般的かと思われる。そんなカリグラフィへの扉を開けてくれる商品こそが、この……

カリグラフィーマーカー!

なのである。

インクは水性で、ペン先は両端に付いている。片方は筆ペンっぽい感じで、もう片方は……

平たい!! これぞカリグラフィ!

書き味もカリグラフィっぽい!!

でもって、今回ゲットしたのは5パック、計10本。これで全色なのかどうかは不明であるが、とにかく10本の内訳は……

コーラルピンク、ゴールデンイエロー、ライムグリーン、スカイブルー、グリーン、プルシアンブルー、パープル、ピンク、レッド、ブラック

である。絵を描くわけでもないし、これだけ揃っていれば十分だろう。でもって、さっそく人生初のカリグラフィに挑戦してみたのだが……

私、筆記体が書けないこともあり、躊躇(ちゅうちょ)なくカタカナで書いてしまった。斜めに書くと良いと聞いたことがあるのでソレっぽくしてみたが、わりとうまくいったと自負している。続いて、自分の名前もカリグラフィで書いてみたところ……

悪くない。下手くそだけど悪くはない。もっとカリグラフィの法則とか書き方とかを極めたら、一気に楽しくなりそうだ。カリグラフィ、おもしろ〜い!

なにごとも、ものは試し。たった100円で新たな芸術の扉が開くのであれば、こんなに安いことはない。てな感じで、とりあえず「おためし」感覚で使ってみるのも良いだろう。なにせ芸術の秋が始まろうとしているのだから。

Report:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.