先日、「自家製ラオガンマーの作り方」を公開したところ、多くのラオガンマーマニアから感想や意見をいただいた。まず、この日本にこれだけラオガンマーに対しアツい思いを持っている人がいることに感動した! 創業者の陶華碧さん、見てる~ッ!?

さて、私(沢井)はこれまで、こっそりといろんな食べ方を研究し、自己満足していたが、こうなった以上、その結果を報告していきたいと思う。ということで、今回ご紹介するのは「ラオガンマーの卵炒め」だ。

【材料】

・卵:2個
・ピーマン:3個 ※ししとうでもOK!
・白ネギ:10cmくらい
・ニンニク:1かけ
・塩、コショウ:少々
・ラオガンマー:大さじ1~2 ※量はお好みで

ラオガンマーの種類は豆豉かピーナッツがオススメ。もちろん、以前の記事で紹介した自家製でもOKだ!


【作り方】

1.白ネギを輪切り、ニンニクをみじん切り、ピーマンは食べやすい大きさに切る。

2.卵を溶き、輪切りにした白ネギ、塩を入れておく。

3.フライパンを温め、多めの油で2を炒める。半熟くらいが目安。焼けたら一度皿に移す。

4.フライパンを洗い、ニンニクとピーマンを炒める。

5.3の卵を戻し、ラオガンマーを投入。軽く混ぜ合わせて完成だ。


・うますぎ

何というか……もう、美味しさしかないんじゃないかって組み合わせ。食べてみると……ラオガンマーの辛さが、卵とネギの甘味をグッと引き立てて超好吃!(チャオハオチー / 超うまい)。ご飯が進み過ぎて困っちゃうわ。

・セレブも大好き「ラオガンマーの卵炒め」

余談だが、「ラオガンマーの卵炒め」は、2019年7月末に中国ネット界でもちょっと話題になっていた。セレブが外国で中国料理店を経営するリアリティーショー『中餐厅3』に登場したからだ。セレブたちがメニュー会議で煮詰まっていたところ「ラオガンマーの卵炒めは?」と発言し、みんなほっこりしたのである。

ラオガンマーの味は、中国では「おふくろの味」」みたいなものなのだろう。そもそも「老干媽」とは「義理の母」の意、詳しくいうと「血のつながりはないが母のように見守ってくれる存在」を指す。ラオガンマーの卵炒めはまさにそんな味わいだ。

参考リンク:湖南卫视中餐厅
Report:日本ラオガンマー愛好家 沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼この料理の最も写真映えするタイミングは、ラオガンマーを入れた瞬間だろう

▼混ぜちゃうからね……

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