今もなお、世界中の人々から愛されているビートルズは『レット・イット・ビー』や『イエスタデイ』など、そのメロディの美しさが際立つ名曲で知られるグループである。

そんな世界が誇るビートルズのメンバーといえば、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人。彼らの年の重ね方が、「その時代の楽曲」と共に一発で分かる動画が興味深いので紹介してみたいと思う。

・ビートルズの音楽遍歴と年の重ね方が一発で分かる動画

YouTuber のアンジェル・ネネさんによる動画「The Beatles Aging Together」は、1960年~2017年までにリリースされたビートルズとメンバーによるソロの楽曲で構成され、時代と共に年を重ねていく4人の変化が分かる作りとなっている。

動画のスタートとなる60年代初期は、『ラブ・ミー・ドゥ』や『ツイスト・アンド・シャウト』などに代表される軽快なロックナンバーが特徴的だ。

・音楽の変化がルックスにも反映

デビュー当時はアイドル的な人気を博していたビートルズ。60年代半ばにアーティストへの脱皮を図ったアルバム『リボルバー』や『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』では、サイケデリック・ロックへの傾倒が顕著だと言える。

また、その音楽的傾向の変化により、メンバーのルックスも変わっていて面白い。髭モジャ&ロン毛になるなど、ヒッピーっぽくなっていることに気付くのではないだろうか。

・バンド解散後、メンバーは精力的にソロ活動

そして1970年のバンド解散後、各メンバーは精力的にソロ活動を行い、次々にシングルやアルバムをリリース。それぞれの作品が、ビートルズとは異なるスタイルであることは明白で、バンドという枠に縛られずに自由に音楽制作に励んだメンバーの嗜好の違いが興味深い。

動画が1980年に差し掛かると、射殺されたジョンの画像が火をともしたキャンドルに変わり、2001年にはジョージの箇所もキャンドルに……。いずれは、ポールとリンゴの画像もキャンドルになってしまう日が来るのかと思うと、なんだか寂しい思いに駆られてしまった。

とにかく筆者は、1960年から2017年までメンバーがほぼ毎年シングルやアルバムをリリースし続けていることに驚いた。4人の尽きることのない音楽への情熱が、ひしひしと伝わって来る動画だと言える。

参照元:YouTube
執筆:Nekolas

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