“新年の誓い” が早々にとん挫しちゃった。ああ、自分ってダメだな。寒くて気が滅入るし、2019年になったばかりなのに、なんでこうも気が沈むんだろう……そんなふうにウツウツしている人は、ぜひこれからご紹介する動画をご覧あれ！

ある男性が Instagram 上に投稿しているダンス動画なのだが、そこに込められたポジティブなメッセージに勇気付けられる人が続出しているのだ!!

ダンスを公開しているのは、カナダ・トロント在住のディオンテ・コリーさん（21）。彼のスタイルの特徴は、ポップな音楽に合わせた軽快なダンス。そして、そこに添えられた絵文字やメッセージだ。

2019年1月9日に投稿された動画では、「新しい1日！　ちゃんと起きてエライね!!　き・み・は……スターだ！」なんてメッセージと絵文字満載で、ダンスを披露。

こんなこと、朝からポップな音楽とダンスにのって言われたら、なんだか嬉しいもの。Instagram 上でも90万回近く再生されては、「最高！」「すごく救われた。ありがたい」 「頭の中でこのBGMが流れっぱなしになっちゃった」といった声がコメント欄を埋め尽くしている。

他にも「君はこの地球に欠かせない存在だ。とても重要な人物だ。君みたいな人は他に誰もいない」などと、ハートをビュンビュン飛ばしまくったり……

「ねえ、気づいてる？　君ってとっても素敵だよ。自分を見くびっちゃだめ。諦めるな。とにかく進め」なんて言葉を有名海外ドラマ『ロー＆オーダー：性犯罪特捜班』のテーマ曲に合わせて伝えようとしたり……

「時間をかけていいんだよ。自分のペースでね。私たちは、それぞれ違った道を歩いているんだ」と断言したり……

……と、コリーさんは、なんでも肯定してくれるペンギン「コウペンちゃん」ばりに優しく、肯定してくれるのだった。

彼の主張するポジティブな言葉は、特に珍しいわけではないかもしれない。日常的にそういった言葉を見聞きしても「ハイハイ、どうせキレイゴトだよ」と素通りしてしまう人も多いだろう。でもあのダンス、音楽、絵文字と合わさると、それらの “キレイゴト” もヒューンと勢いよく飛んできて、心にスポッとはまる気がするのだ。

コリーさんのダンスは、多くのメディアに取り上げられては、広く注目を集めている。「実際に動画を見る前は、彼のダンスをこんなに好きになるとは思わなかった」など、様々な人を魅了しているようだ。

『USA TODAY』にも登場したコリーさんは、ダンス動画を発表し続ける理由を以下の通り明かしている。

「私たちの世代は、SNSメディアの大きな影響を受けていて、希望や自信を失くしやすいと思うんです。自分に厳しすぎたりしてしまう。だって SNS上にはスゴイ人がたくさんいて、自分と比べてしまうわけですから。でもみんなだって、自分が気づいていないだけで、日々の中でスゴいことをやっているんです」

そんな人たちに「みんな一人一人違った個性を持っていること、それぞれ全く違った道をたどっていることを伝えたい」と思っているとのことだ。

参照元：Instagram @donte.colley、Daily Mail Online、USA TODAY [1]、[2]（英語）
執筆：小千谷サチ

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