高校生の青春を爽やかに描いた少女マンガ『君に届け』。ウブで純粋でキュンキュンするような恋愛と言えば、このマンガの右に出るモノはないかもしれない。爽子も風早くんもやのちんも千鶴もみんなみんな最高だ!

そんな『君に届け』が、ついに最終回を迎えるという。2017年11月13日発売の12月号に最終回が掲載されることが今月発売の別冊マーガレットで発表された。君に届いてから長かったな。

・意外とあっさり君に届く

連載開始から12年を数える『君に届け』は、風早颯太に憧れる少女・黒沼爽子を中心に描いた青春恋愛マンガ。基本的にはリアルな高校生活を描いたマンガだが、風早くんの爽やかさだけは「ファンタジー上の生き物かよ!」っていうレベル。そりゃあ、爽子も惚れるわ。

そんなこんなで高校卒業するのに12年かかっている彼らだが、「君に届いた」のは意外と早い。爽子が風早くんに告白して付き合い始めるのは10巻である。10巻は2010年1月に発売されているため、こっちの世界で言うと留年2回したくらいの頃だ。

そして、君に届いてから7年ちょっと……ついに卒業する彼ら。こっちの世界で言うと2回くらい卒業できる期間だ。したがって、今回の連載終了にともない、以下のような声があがっている。

・ネットの声

「これが始まった時はまだ中学生。今は子持ちの主婦」
「届くまでは非常に面白かった」
「初めて1巻を手に取った時、12歳でした。現在23歳になりました」
「付き合ってからよくそんな話伸ばせたな」
「懐かしい…!!というかあああああむなしい!!!!!!」
「小学生で君届に出会い、中学生で別マを買うようになり、高校生で別マを卒業し、今はもう大学生になってるけど、その間も爽子ちゃん達はずっと高校3年生だったのよね……」

──歴史の重み! このマンガに自分の恋愛を重ねた人も多いと思うが、みんなは君に届いたんだろうか。椎名軽穂先生の次回作にも期待したい。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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