各メーカーが続々と新機種をリリースしているスマートフォン。処理能力がアップし、ディスプレイは鮮明に。そしてカメラも高性能になっているのは言うまでもない。

では、新型のスマホカメラと超高級カメラを比べると、どれほど画質に差が出るのだろうか? スマホ3機種と超高級カメラの比較画像が見られる動画「Portrait Mode: Explained!」で、その差をご覧に入れたい。

・驚きの価格差

動画を公開したのは、スマホやカメラなどのレビューを多数アップしている米国人ユーチューバーのマルケス・ブラウンリー氏。機種は以下の4つが登場する。

【スマホ】
Apple「iPhone X」:1200万画素
Sumsung「Galaxy Note 8」:1220万画素
Google「Pixel 2」:1220万画素
※記載はメインカメラの画素数

【ミラーレスカメラ】
HASSELBLAD「X1D」:5000万画素

なお、スマホ3機種の市場価格は7〜12万円(Pixel 2は日本未発売)。ミラーレスカメラの「X1D」は約130万円(レンズ込み)と驚くべき価格差となっている。

・ポートレートモードの画像を比較

動画で比較されているのは、被写体にピントを合わせ背景をぼかす「ポートレートモード」の画像だ。スマホはソフトウェアによってボケを作り出すのに対し、X1Dは大型センサーとレンズで物理的にボケが生まれるのが特徴。果たしてその差はいかに。

動画では、いくつかのアングルや被写体を比較する様子が見られる。注目すべきは、パッと見ではスマホとX1Dに大差が感じられない点だ。細部をじっくり観察すると、さすがにX1Dの方が背景のボケや色の出かたが自然だが、スマホも十分健闘しているから凄い

暗所での撮影や画像を拡大した際、さらに大きな差は出るかもしれない。しかし、いずれにせよスマホカメラが実用的であることは明らかだ。持ち運びに便利、操作が簡単、そして高性能と三拍子揃ったスマホカメラ。今後の進化がますます楽しみになるばかりである。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼スマホ3機種と超高級カメラの比較動画がこちら(2:50あたりから比較スタート)