都会では、Uber Eats(ウーバーイーツ)というものが流行っているらしい。調べてみると、どうやら出前のようなシステムのようだ。利用してみたいと思っているのだが、記者が暮らす奈良県は稼働エリア外とのこと。なんでやねん!! 

どうしたものかとモヤモヤしていたところ、奈良県内で「奈良テイクアウト」というサービスが始まったという情報をキャッチ。その名の通り、県内の飲食店が加盟するテイクアウトサービスだ。さっそく利用してみたところ、あら便利。家に居ながらにして、地元の美味しいご飯が食べられちゃうのだ。こりゃあ良い~♪ 

・今後も増えるよ

「奈良テイクアウト」サービスは、県内にある焼肉店の代表がはじめたサービスだ。SNSを通じて、テイクアウト可能な県内飲食店の情報を発信している。主にインスタなどのSNSでメッセージが寄せられた店や、フォロワーの紹介を受けた店を掲載しているとのこと。

そもそもは発信者である焼肉店がテイクアウトに取り掛かろうとしていたら、周りの経営者仲間の店もテイクアウトを始めるところが多くなったことを受け、必要性を感じたのだとか。まとまったサイトがあれば見やすいと立ち上がったらしい。今後も掲載店の数は増えていく予定だ。

・突如としてはじまる昼飲み

都会に行けば、ランチ時に道端などで弁当を売っている姿を見かける。しかし奈良はそういった雰囲気があまりなく「なんだかな~」と思っていた記者にとって、大変ありがたいサービスだ。取り急ぎ、行きつけのフランスの郷土料理居酒屋 “きたまち ス マガザン” がサービスに加盟していたので利用してみた。

テイクアウトなので、Uber Eatsと違い自ら受け取りに行く必要がある。電話注文の後に受け取り、そのまま帰宅。持ち帰る途中にも、袋の合間からのぞくお弁当にワクワクが止まらないぜ……!! 

記者はカスクートサンドとサラダたっぷり洋風惣菜弁当(980円)を頼んだのだが、開けてビックリな豪華っぷり。モリモリのサラダやパテにサーモン。カスクートには、大きく切られた生ハムとチーズがたっぷり挟んである。

昼からこんなに贅沢(ぜいたく)して良いのかと、申し訳ない気持ちになりつつ「このラインアップにはワインでしょう」とランチ飲みを開始したことは言うまでもない。外飲みせずとも、こんな幸せな時間が過ごせようとは。奈良テイクアウトサービス、あっぱれである。

なにかと外出がはばかれる きょうこの頃であるが、地元や身近な物事への良さに気付けるチャンスでもあるんだなと再認識できた次第。あなたも、普段は見逃しがちな身の回りに目向けてみては如何だろうか。もちろん奈良県民には “奈良テイクアウト” がオススメだぞ。

参考リンク:奈良テイクアウト
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
Screenshot:奈良テイクアウト

▼奈良テイクアウトサービスが良い

▼「きたまち ス マガザン」のカスクートサンドとサラダたっぷり洋風惣菜弁当

▼こう見えてボリューム満点なカスクート

▼酒が進むメニューで個人的に大満足

▼こちらは同店のロースカツレツ弁当(980円)

▼デザートセット(300円)も美味しかった! 

▼ほかにも気になる店舗がたくさんな「奈良テイクアウト」今後積極的に活用予定