IMG_8231

ここ数年、東京を中心に増えてきたハンバーガーショップ。ファストフード店のハンバーガーとは一線を画す、いわゆる “グルメバーガー” を提供するお店のことである。増えてきた……とはいうものの、ラーメン店に比べるとその数はまだまだ少ないため、狭い業界だといえるだろう。

今回ご紹介する表参道の『フェローズ(FELLOWS)』は、例えば雑誌でハンバーガー特集などが組まれた際、同業者から必ずと言っていいほど「あそこはウマい」と名が挙がる有名店。第18回を迎えた「最強ハンバーガー決定戦」は、こちらの『フェローズ』をご紹介したい。

・ハンバーガー部門年間1位

表参道駅から徒歩2分ほど、路地裏の静かな小道にフェローズはある。元々は2005年から駒沢大学付近に店を構えていたが、2011年に表参道へ移転。今ではハンバーガー激戦区の同エリアで屈指の人気を誇る有名店となった。

IMG_8229

冒頭でもお伝えした通り、業界内での評判も高く、某有名サイトでは年間ハンバーガー部門1位を獲得したことでも有名なフェローズ。その最大の特徴は、鉄板ではなく炭火で焼きあげる自慢のパティだ。

そのパティ、冷凍の肉ではなく生のものだけを使用。その日使う分だけミンチし、オーダーが入ってから炭火でじっくり焼き上げるという。お店によると「特別なことではありません」というが、このあたり前のことがウマさの秘訣に違いない。

・開店直後にほぼ満席

平日の開店10分前に到着したものの、店の前にはすでに行列が。5番手で入店し注文したのは「アボカドベーコンチーズバーガー」通称 “ABCバーガー” で、価格は1人前1650円だ。その後も、人が途絶える気配は無く店を後にする頃にはほぼ満席になっていた。

それはさておき、20分ほどは経過しただろうか。ようやく料理とご対面。これまでご紹介してきたハンバーガーの中でもかなりの大きめサイズで、パティやベーコンのコゲが、いかにも「炭火で焼きました!」という感じがして逆にイイ

IMG_8237

・香ばしさの余韻がハンパない

口に運ぶと、まずは炭火焼の香ばしさが口の中を支配する。追って、パティのジューシーさやベーコンの風味がやって来るが、一にも二にも香ばしさの余韻が印象的だ。「これは業界の人も認めるわ」という、オリジナリティあふれるハンバーガーであった。

先述の通りかなりのボリュームだが、お客さんの半数以上は女性だったから「そんなに食べられるかな?」という人も気付けば完食していることだろう。高確率で行列があるので、時間に余裕を持って出かけることをオススメするぞ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 フェローズ(FELLOWS)
住所 東京都港区北青山3-8-11
時間 月~土ランチ11:30~16:00 / 月~土ディナー18:00~22:00 / 日曜日11:30~19:00
休日 月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜日休み)

参考リンク:フェローズ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
こちらもどうぞ → シリーズ「最強ハンバーガー決定戦

▼表参道のフェローズ。平日でも行列必至の大人気店だ。
IMG_8229

▼アボカドベーコンチーズバーガー。
IMG_8231

▼サイドはポテトとコールスロー。
IMG_8233

▼いかにも「炭火焼です!」というコゲもイイ。
IMG_8236

▼一にも二にも炭火の風味。お出かけの際は、時間に余裕をもってどうぞ。

日本, 〒107-0061 東京都港区北青山3丁目8−11