ここ最近、プラスチック以外のストローをよく見かける。ステンレスや紙など、脱プラに向けて各々動き出していることが見て取れる。かのスターバックスも、紙ストローを導入。さすが、スタバは行動が早いな。

ただしフラペチーノについては、今のところ(2020年8月21日現在)プラストローでという方針らしい。なるほど……しかし、アイスのドリンクも紙ストローで耐え得るならば、フラペチーノもイケちゃうんじゃない? ここはいっちょ、試してみる必要がありそうだ。

・フローズンドリンクを注文するポンコツ記者

スタバは使い捨てプラ製ストローの全廃を目指しているという話であるので、いずれ近い未来、フラペチーノのストローも変更されることだろう。つまり今回の試みは、時代を先取りしていると言っても過言ではあるまい。

さあ来るべき時に備え、いざ実験だ。まずは “コールドブリューコーヒーフローズンレモネード” のコーヒー抜き、シトラス果肉を追加したものを注文。最近気に入って、コレばっかり飲んでいるぞ。

ここまで書いてふと気づく。この商品名、フラペチーノじゃなくてフローズンやんけ……。しかしそもそも、フラペチーノの定義は曖昧(あいまい)なところがある。加えて作り方の工程としては、フラペチーノと差はないとのことなので、どうか見逃してほしい。ポンコツでごめんなさい。

・やはりアレが問題

それでは気を取り直して。こちらのドリンクは細かく砕かれた氷がたっぷりであるだけでなく、シトラスの果肉まで入っている。果たして紙ストローで、無事に飲むことができるのか心配だ。

ドキドキしながら吸い込んでみたところ、普通に飲みやすい。シトラス果肉もなんなく飲むことができる。ただし、問題がひとつ。それは、みなさんも予想しているであろう “耐久性” だ。

ドリンクがあまりに冷たいのか、時間が少し経つと、ストローが外側から結露してくるのだ。もちろん内側も冷えている訳で、次第に紙ストローは湿って来る。記者は10分ほどでトールサイズのドリンクを飲み終えたが、ストローは息も絶え絶えな感じであった。

もうあと5分遅ければ、ヘニャニャとしてしまっていたことだろう。なるほど。ぶっちゃけ個人的にはさほど気にならないが、このあたりがスタバが未だフラペチーノに紙ストローを導入しない理由なのかもしれない。

フラペチーノにはステンレス製のストローの方が合っているのかもしれない、などと勝手なことを言ってみる。なんにせよ、フラぺに紙ストローは時期尚早といったところか。今後スタバがどのように、フラぺストローを変えていくのか、その動向に注目したい。

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼紙ストローで飲んでみた

▼フラペチーノ系でも、結露はするがそこそこ飲むことができる

▼ここにわらびもちやゴロっとした果肉が追加されると、飲み辛いことだろう