みんな大好きサイゼリヤがクリスマスシーズンに合わせ(?)超ド級の新メニューをブチ込んできた。その名も『骨付きももの辛味チキン』──。そう、同店でも屈指の人気を誇る「辛味チキン」が、とんでもないサイズになって登場だ。

安定感抜群の辛味チキンがそのままでっかくなっちゃうなんて……なんとロマンあふれるメニューだろう? というわけで、販売を開始したばかりの『骨付きももの辛味チキン』を実際に食べてきたのでご報告しよう。

・大人気「辛味チキン」

「ミラノ風ドリア」と並ぶサイゼリヤの超人気定番メニュー、それが「辛味チキン」だ。パリパリの皮とジューシーな鶏肉のコンビネーションはまさに鉄板。「サイゼリヤに行ったら必ず辛味チキンを頼む」という人も少なくあるまい。

その辛味チキンがドドンと巨大化したのが『骨付きももの辛味チキン』である。その名の通り、骨付きもも肉を使用した辛味チキンとなっており、通常の辛味チキンで使用されている手羽とは比較にならないほど巨大な仕上がり……らしい。

辛味チキンの弱点を無理矢理探すとしたら、やや食べ応えに欠けることであろう。それがビッグになるなんて欠点が思いつかないが、一方で「大きくなっても辛味チキンの良さは活きているのか?」疑問は残る。今回はそのあたりを重点的に食べ比べてみたぞ。

・注文してみたら…

さて、通常の辛味チキンは手羽が5本で税込み価格300円。そして『骨付きももの辛味チキン』は税込み価格は倍の600円となっている。価格だけだと単純に2倍の計算だが、果たして『骨付きももの辛味チキン』はどんな仕上がりになっているのだろうか?

注文してからおよそ数分……『骨付きももの辛味チキン』がやって来た。とにかく、とにかく、とにかく……


でっけぇぇええええええええ!!!!!


メニューで見て知ってはいたものの、実物はとんでもなくデカい! 通常の辛味チキンと比べると、そのサイズは子供と大人……いや、子供と巨人くらいの違いがある。手羽10本どころか、15本分くらいはありそうなボリュームだ。

そして何より感動したのは、骨付きもも肉になっても辛味チキンは辛味チキンのままであるということ。皮はこの上なくパリッパリで、肉もジューシーそのもの。辛味チキンの良さを少しも失うことなく、たた純粋に『骨付きももの辛味チキン』は大きくなっていた。

味も価格もコスパも文句なし! ズバリ『骨付きももの辛味チキン』はサイゼリヤの人気定番メニューの仲間入りを果たすハズだ。個人的には2019年にデビューし、そのまま定番メニューになった「アロスティチーニ」級のルーキーだと感じている。

というわけで、『骨付きももの辛味チキン』は期待を裏切らない仕上がりなので、興味がある人はぜひお試しいただきたい。テイクアウトも可能だから、今年のクリスマスは『骨付きももの辛味チキン』で盛大に盛り上がるのもいいかもしれないゾ。

参考リンク:サイゼリヤ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.