つい先日のことだ。貴重な休日を「バイクに乗って都内のホームセンターを3軒ハシゴする」という、DIY好きにとっては夢のようなホムセントライアスロンに挑んでいた私に、重大なピンチが訪れた。スマホ(iPhoneSE)の電池が残り4%に!

絶望的な方向音痴の私にとって、スマホのナビ(Googleマップ)は命綱。ヤバイヤバイヤバイ!! ということで駆け込んだのが、ホムセンではなくダイソーだった。ここで300円のモバイルバッテリーを買えば助かる……と思っていたのだが!!


売ってなかった!


どうやら売り切れ。そのかわりに売っていたのが、正式名称「【電池式】モバイルバッテリー」である。実はコレ、まだレビューしていないだけで家にあるんだけどなぁ……と思いながらも、100円だし、背に腹は代えられないのでカゴに入れた。

あわせて購入したのは、これまた100円の「ライトニング端子充電ケーブル」。このケーブルは何本あっても邪魔にならない良品なのでヨシとする。あとは、単3のアルカリ乾電池。中途半端に「5本入り」だったが、価格は100円なので合計300円だ。

会計後、速攻で開封してアルカリ電池2本を「電池式モバイルバッテリー」にセット。

そして速やかにiPhoneSEとケーブル接続して充電開始! 電池残量は3%だった……


が!


ゆっくりながらもグングンと充電され、約1時間半後に「このアクセサリは使用できません」的な表示がiPhoneSEの画面に表示された。アルカリ電池2本分を使い切ったのだ。その時の電池残量は……


68%


助かった。ていうか、アリやん。全然アリやん。超アリやん。3%から68%まで復活といったら、65%は充電できたってことだし、なんならまだアルカリ乾電池は3本も残っている。やろうと思えば100%に持っていくことだって余裕で可能。

今回は急場だったのでアルカリ電池を使ったが、エネループ等の充電式ニッケル水素充電池を使ったら……。仮に1本2400mAhのAmazon製大容量ニッケル水素充電池を2本使ったら単純計算で4800mAhになる……のかどうかはわからんけど心強い。

さらに、そんな「最初からニッケル水素充電池を入れておいた電池式モバイルバッテリー」を持ち歩いて、その電池が切れてピンチになっても、どっかでアルカリ電池を入手すれば、超ピンチな時でも対応できるやん! こっちのほうが最強やん!!


──そんな気持ちになったのである。


てな感じで、つい昨日から私が常備するモバイルバッテリーは、先日紹介した300円モバイルバッテリーから、「2400mAhの大容量ニッケル水素充電池を2本入れた電池式モバイルバッテリー」になった。いつなんどきでも対応できるように。


・いざという時のために

きょう2018年6月18日の午前8時ごろ、大阪府北部で震度6弱の地震が発生した。関西電力によると、大阪府下や兵庫県などでは多くの家屋で停電が発生したという。

災害時は、スマホに助けられることもある。しかし、場合によっては「充電できない」事態に陥ることもある。停電になってしまっては、充電式モバイルバッテリーを「充電できない」ことにもなる。しかし「電池式」なら、何度も充電できる可能性が残されている。万が一に備え、「電池式」を持っておくのも良いかも知れない。いざという時のために。

参照元:関西電力
Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.