5月から開始されたスシロー創業祭。ラストである『超三貫盛り』も2021年7月4日までだが、皆さんはもう三貫盛りを食べただろうか。「三貫盛り史上、最大級」という今回の祭りは、100円皿(都市型店舗では全皿20円+)もあり、締めくくりにふさわしい豪華さと言える。

しかし、回転寿司マニアによると、「スシラー(スシローが好きな人)が熱狂している時こそ、裏で何かが動いている」という。一体、『超三貫盛り』の裏側で何が起こっているというのか?

・マニアは語りだす

もう何度めか分からない本鮪3貫(300円)の皿を取った私を、その言葉と共に制止したのは鮮魚久良々さん。回転寿司の魅力に憑りつかれて30年以上、様々な回転寿司に通い続けている会社員である。

鮮魚久良々さん「確かに『超三貫盛り』は素晴らしい。適当なネタの三貫ではなく、ジャンボ帆立貝柱や大トロ、サーモン、〆いわしなどスシローの武器を存分に活かしてきています。中澤さんのようなスシラーが熱狂する気持ちも分かろうというもの……」


──すみません、マグロ食っていいですか?


鮮魚久良々さん「私も1人のスシラーとして、『超三貫盛り』にはテンションが上がりました。分かる! 分かるんですよ!! その気持ちはッ! しかし、ああしかし! 私はこれを言わなければならない!!」


──すみません、マグロ食っていいですか?


鮮魚久良々さん「あえて言おう。この超三貫盛りには裏があると……!」


──な……なんだってーーーーーーーーーー!!


・タッチパネルは雄弁に語る

あまり話は聞いていなかったが、終わらなさそうなのでリアクションを取ることにした。裏ってどういうことですか!? 三貫盛りは三貫盛りでしょ!


鮮魚久良々さん「その通り。今スシラーの大多数が三貫盛りに注目しています。三貫盛りを食べるだけでお腹いっぱいになって他のメニューを細かく見る余裕のない人もいるでしょう。しかし、見てくださいこれを


──そう言ってタッチパネルを操る鮮魚さん。そこに次々と映し出されたのは……


タコ


タコ!!


タコッ!!


タコッッッ!!!


タコーーーー!?

鮮魚久良々さん「そう、タコ祭り状態なんですよ! 言われてみたら、夏はミズダコの旬の季節!! スシローはそんなうまいタコを超三貫盛りの裏側に隠していたんです!」

・マニアのオススメ

鮮魚久良々さん「やはり、タコの弾力に、きゅうりのシャクッとした食感と梅の味が彩りを添えるような『生たこ梅きゅう(150円)』はナイスコンビネーションですね! 茎わさびがナチュラルな旨みを放つ『たこわさび(100円)』も捨てがたいですし、『たこの唐揚げ(280円)』は以前も言いましたが「ブリンッ!」としていて全然違います」

鮮魚久良々さん「しかし、なにより恐ろしいのはサイドメニューであるたこの唐揚げ以外は100円から150円という事実! このコスパはスシローが隠したくなる気持ちも分かろうと言うものです」


──どうやら、鮮魚さんのオススメは『生たこ梅きゅう』『たこわさび』『たこの唐揚げ』のようだ。こんなに安くてウマイものを熱狂の裏に隠していたとは、スシローめ、なんて恐ろしいマネを……。

ちなみに、本日7月2日はタコの日だ。記念日サイト「今日は何の日」によると、本日が記念日として制定された理由は、7月2日頃の半夏生に蛸を食べる関西の風習に由来するらしい。「今日、タコ食べたいなあ」という人は、手軽に食べられるスシローの隠れタコ祭りに興じるのも良いだろう。

そんなわけで、私はやっとマグロを食べることができたのでした。お~いし~い♪

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.