人は暇な時間を持て余すと、アホなことをしてしまうんじゃないのか? 少なくとも、私(佐藤)においては、その見方で間違いないことを確認した。家の中で1人きりで仕事をしていると、妙な考えが頭をよぎり、それを確かめないことには仕事にならなくなってしまう。

今回考えついたのは、電気の負荷で筋トレする「EMS」を両腕につけて記事が書けるのか? というもの。しかも最大強度(レベル9)にして試したらどうなるのか? 賢い読者の皆さんならあり得ないことだと思うが、絶対に真似しないように。真似したら、自分の愚かさを思い知るだけだぞ!

・結果は悲惨

かねてから私は思っていた。バラエティ番組などで、電気マッサージ機を使ったリアクション芸。あれ、ちょっと大げさじゃない? 番組の性質上、多少誇張していたとしても全然問題ないのだが、実際のところはどうなのだろうか? そんな疑問から、今回の挑戦は始まった訳だが。

結果から言おう。今回の挑戦は……。


悲惨だ、悲惨にもほどがある


薄々勘付いていた。私はマジもんのアホなんじゃないか? と。ところが! 今回の検証は自らの見立てを軽々しく超えるほど、アホなものだった。まさか、自分の予想を超えるアホさに気づかされるとは。誰であろう、私自身が1番驚いている。よもや、底なしか? と思わせるほど、悲惨なものとなった。


・両手につけるということは……

使用するのは、先日購入したEMS。小顔になるんじゃないかと顔面に貼ったアレだ。腹筋や背中に使用するパッドだけでなく、腕や脚に使えるパッドも付属していたのである。


これを上腕部に貼り、


強度最強(レベル9)でモード「上腕」にしてスタート!


開始0.1秒


ノワッ!!!!


ちょっと止め、止めて、止めたいけど、両腕がしびれて止めれんっっ!!!!


コ、コノ、コノ、コノ様子を写真、写真……


シャッター、押せん、シャッターが……。シャッターッ!!


・何とか文章を書いた

次第にしびれにも慣れた頃、何とかレベル5まで強度をダウンした。そして当初の目的であった、EMSをつけて記事を書くことにトライ。その内容が以下の通りだ。



「9でろゆてをやるもんじゃない。ああだれもとめるひとふぁいないかあら人いりの時はぜったいにyまtれおけ。15ふんもむごんでたねかれけんばならんzんtぽ」


これが私の限界だった。緊急事態宣言の解除によって、私のアホな衝動が抑えられることを願うばかりだ。真似すんなよ、絶対!


Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼悶絶する様子を生配信したけど、誰も見てなかったww