漫画、アニメ、小説、ゲーム。これらが実写化される際は必ずと言っていいほど批判の声が起こるものだ。これはある種の宿命(さだめ)と言っていいが、やはり最大の理由は「元とイメージが違う!」ということなのだろう。

2019年11月に公開を予定している実写版映画『ソニック・ザ・ムービー』も、その例に漏れない。批判というよりは「リアルすぎる……」「ちょっと怖い」という声が多いようだが、果たして実写版ソニックとはどんなビジュアルなのだろうか?

・世界的有名キャラ

今からさかのぼること約30年前の1990年代序盤──。当時、任天堂と熾烈なゲーム戦争を繰り広げていたセガが「マリオに対抗できるキャラクター」として開発したのが『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』である。


音速を意味する「ソニック」とハリネズミを意味する「ヘッジホッグ」から名付けられたそのキャラクターは、セガの目論見通り人気が爆発。マリオやパックマン、ピカチュウらと並び、世界レベルの有名ゲームキャラクターとなった。

人気ゲームキャラクターがゲームから飛び出すことは自然な流れで、ソニックもこれまでテレビアニメや漫画化されている。そして今年11月に全米公開されるのが、実写版ソニックこと『ソニック・ザ・ムービー』だ。

・予告編が公開

ソニックが実写化だと……? CGアニメなら余裕でわかるが、実写化されたソニックはなかなか想像するのが難しい。ネット上では「リアルすぎて怖い」という意見が多いようだが、4月30日に公開された予告動画を観てみると……!


「え? 人間? 犬?」


その後ろ姿は少年、つまり人間っぽい。そして顔はオオカミや犬の系統だ。確かに評判通り「リアルすぎて怖い」という意見は頷ける。ただ、ブルーの毛並みと特徴的な髪形(?)は紛れもなくソニックであり、少々慣れれば違和感もなくなる……のかもしれない。

なお、ソニックの敵役「ドクター・エッグマン」をジム・キャリーが演じるなど、ソニック・ザ・ムービーはハリウッドの本気作品である。日本での公開時期はまだ未定だが、ソニックファンは楽しみに待とう。

参照元:YouTube
Report:P.K.サンジュン
Photo:(C)2018 Paramount Pictures Corporation and Sega of America, Inc. All Rights Reserved.

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