長時間労働にサービス残業……ブラックな労働環境というのは今さら珍しくもないが、中でもマンガ家のアシスタントは相当キツイという噂を聞く。締め切り前は連日徹夜が当たり前、週刊連載となるともう地獄! と、そう思っていた時期が私(中澤)にもありました

現在、マンガの裏側を描いた実録マンガが話題になっている。描かれているのは、『ラッキーマン』でバリバリ週刊連載をしていたガモウひろし先生の現場だ。さぞ地獄なのかと思いきや……マジかよ! ガモウ先生凄ェェェエエエ!!

・天国なアシスタント環境とは

2017年7月26日、Twitterに投稿されたこのマンガ。作者はイラストレーターの「ヒョーゴノスケ(@hyogonosuke)」さんである。

以前、色んなマンガ家さんのアシスタントをしていたという作者。そんな中で、ガモウひろし先生の現場は「まさに天国」だったとのこと。アシスタントの環境は以下のような感じだったらしい。

1泊2日で仕事が終わり(仮眠もできる)
残り5日は完全休日
給料はどこよりも高い
仕事中のごはんも領収書さえもらえればどこで食べてもいい
(マンガから引用)


──ホワイトすぎる! マンガ家アシスタントのイメージを完全に覆す環境だ。勝手にブラックとか想像してごめんなさい。

・唯一の不満

だがしかし、そんな環境の中、唯一不満だったことがあるという。やはりウマい話には裏があるのか? その不満なこととは……



スタジオの名前が『全宇宙ヒーロー協会』だったこと! 領収書などをもらう時に恥ずかC!! ……って、え? そこだけ? カラスも白くなるレベルで真っ白やないか。

なお、プロマンガ家のマミヤ狂四郎先生に聞いたところ、アシスタントの環境はマンガ家次第でバラバラなのだとか。そういった部分からも、ガモウ先生の人柄が伝わってくるようなエピソードである。

参照元:Twitter @hyogonosuke
漫画:ヒョーゴノスケ,used with permission.
執筆:中澤星児

▼なんだ、ただの天国か