2017年8月29日、企業リサーチサイト「Vorkers」を運営する株式会社ヴォーカーズが『飲食業界 ホワイト度ランキング』を発表した。働き方が大きく変換しようとしているこの時代、いくつかのブラック企業はすぐに思い浮かぶが、意外とホワイト企業は知られていない。

特に飲食業界はキツいイメージがあるが、果たしてホワイト飲食チェーン店はどのお店がエントリーしているのだろうか? 以下でランキングを発表しよう。

・人手不足の飲食業界

何かとキツいイメージがある飲食業界。厚生労働省の発表によると「宿泊業」と「飲食サービス業」のパートタイム労働者不足は著しく、営業時間の短縮をせざるを得ない店舗も増えるなど、他業界と比べても人手不足が深刻だという。

各企業とも人材確保のため、労働環境や待遇の改善を図ることで従業員満足度を引き上げようとしているようだが、今回のランキングは「それらの取り組みが成功している企業」と言っていいのかもしれない。それではランキングをご覧いただこう。

・飲食業界 ホワイト度ランキング

第1位: 株式会社アレフ(びっくりドンキーなどを運営)

第2位: スターバックスコーヒージャパン株式会社

第3位: 株式会社日本レストランエンタプライズ(JR系)

第4位: 株式会社松屋フーズ

第5位: 株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ(JR系)

第6位: ジェイアール東日本フードビジネス株式会社(JR系)

第7位: 株式会社シャノアール(カフェヴェローチェなどを運営)

第8位: 株式会社物語コーポレーション(焼肉一番カルビなどを運営)

第9位: 日本マクドナルド株式会社

第10位: 株式会社セブン & アイ・フードシステムズ(デニーズなどを運営)

第11位: 株式会社鳥貴族

第12位: 株式会社王将フードサービス

第13位: スガキコシステムズ株式会社(スガキヤを運営)

第14位: 株式会社エスエルディー(kawara CAFÉ & DININGなどを運営)

第15位: UCCフードサービスシステムズ株式会社

第16位: 株式会社すかいらーく

第17位: 株式会社吉野家

第18位: 株式会社フォーシーズ(ピザーラなどを運営)

第19位: 株式会社ロッテリア

第20位: 株式会社グローバルダイニング(モンスーンカフェなどを運営)

第21位: 株式会社壱番屋(CoCo壱番屋を運営)

第22位: 株式会社あきんどスシロー

第23位: 株式会社モスフードサービス

第24位: 日本ケンタッキーフライドチキン株式会社

第25位: オリジン東秀株式会社(オリジン弁当などを運営)

というわけで、スタバ以下そうそうたる飲食チェーン店を抑えて見事第1位に輝いたのは「びっくりドンキー」を運営する、株式会社アレフであった。理由としては「法令順守意識の高さ」らしく、残業代の支払いに加え福利厚生もかなり充実しているようだ。

また、トップ10の中に3企業がランクインするなど、JR系列はホワイト企業が多いのも特徴的であった。飲食店への就職を希望されている方は、今回のランキングを参考にしてみてはいかがだろうか。

参照元:Vorkers「飲食業界 ホワイト度ランキング」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼ホワイト度ランキング第1位は、びっくりドンキーを運営する株式会社アレフであった。